Roberta Gandolfi

Bologna

ロベルタ・ガンドルフィ社は、ボローニャにあります。現社長のロベルタの祖母が1960年代に皮革製品のビジネスを始めました。1973年には、同市の中心部に小さな工房を開き、彼女自身のクリエーションを開始しますが、その間ロベルタの両親も仕事に加わりました。イタリアの典型的な家族経営による職人企業と言えるでしょう。現在は、三代目のロベルタ(姉)とシルヴィア(妹)とで経営を担っています。こうして同社は、祖母に始まる代々女系の職人企業です。

創造都市ボローニャ

ロベルタとその作品
ボローニャ大学図書館

ボローニャは、ポー川流域の肥沃な土壌の平地で豊かな農業地帯です。同時に世界最古のボローニャ大学(1088年)を有し、知的雰囲気の下でデザインを創造しています。イタリア屈指の創造都市と言えるでしょう。

「あるべき姿を裏切ることのないように、その魅惑的なゆらめきを継続して追い求め続けることがひとりひとりの女性を個性的にしてくれると、私は確信しています。」(ロベルタ)

コラボによるコットンバッグ

2020年2月、ロベルタの社長就任25周年で自らデザインしたコットンバッグを携え東京の見本市にやってまいりました。この頃はまだマスクを着用せずに接客していましたが、コロナ禍が進むにつれて環境問題が身近に迫ってきました。またファッション業界では、地球環境に優しい植物繊維のコットンが注目を集めてまいりました。

このコットンバッグが、コロナ禍の中で人気を博しましたので、アンナマリアの企画デザインでロベルタが製造するコラボレーションによって日本のお客様のご要望にお答えできますように一層努力いたしてまいります。